• ホワイトニングの費用

ホワイトニングの費用ってどれくらい?

ホワイトニングの料金は、ホワイトニングのシステムや方法、本数によって変わってきます。通常は1回あたりの効果が高いものほど、費用も高くなりますが、効果の弱いものを何回か行うよりも、効果の高いシステムを一回行う方が結果的に安くつくことも多いです。ただし、レーザーは機器が高額なため、効果の割に、割高です。激安のホワイトニングに飛びついて、何度も通う羽目になるよりは、希望の白さ、本数、予算などで様々なホワイトニングを吟味する事をお勧めします。

目安としてはオフィスホワイトニングで16本あたり1~7万円前後、ホームホワイトニングですと上下で3~6万円くらいですが、ホームホワイトニングもオフィスホワイトニングと同様、薬剤の効果、濃度と回数によって料金が変わってきます。
安いホワイトニングは、全く効果がなく、もったいないことをした、ということもよく耳にします。
安さに惑わされず、何度も通って、無駄なお金を使わないように、一回である程度の値段でも効果がしっかりとあるものを選ぶべきです。

またどのホワイトニングでも、白さを保つためには定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスにかかる費用は、システムによって異なります。弱い効果のホワイトニングの場合は、早く色戻りをしてしまうので、頻繁に通わないといけない事が多いです。

結婚式のためのホワイトニングでは、
いつ頃にはじめればいいですか?

ホワイトニングをした後は、色の濃い飲食物によって徐々に色が戻ってきます。そのため、ホワイトニング後1ヶ月くらいが一番きれいな時期ですので、式の1か月前くらいに一度、相談し、受けてみるのが最適です。唯一、オフィスホワイトニングの中で、1日で白くなるタイプであれば、通常の歯の質の人ならば、直前でも大丈夫ですが、あまり直前すぎると色ムラやトラブルがあるといけませんので、一週間前には終えて下さい。またホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングとは違い、白くなる早さがかなりゆっくりなので、結婚式など日取りが決まっている場合には、あまりお勧めできません。どうしても、ホームホワイトニングで白くしたい場合は、遅くても1か月前にはスタートする必要があります。
直前にホワイトニングを始めたけど、当日には間に合わなくて、白くならなかった!という話も良く聞きます。まずは、早めに相談して、歯の質によっては色が抜けにくい場合もあるので、しっかりとスケジュールを立てて行うべきでしょう。

ホワイトニング以外で歯を白くするには?

歯を白くする方法は、「歯の中の色素を抜き、明るさを上げて白くする方法」と、「白の濃度を濃くして白くする方法」があります。前者がホワイトニングです。しかしホワイトニングには個人差があり、歯によっては十分に白くならない場合があります。このような場合には、後者で確実に歯を白くすることもできます。この方法が歯のマニキュアです。

歯のマニキュアには数日間しか使用できないものと、数か月使用できるもの、数年間使用可能なマニキュアもあります。

市販の数日だけのマニキュアは、結婚式など一時的に白くした い場合に行ないますが、自分で塗るのが難しく、細かい修正ができないため、残念ながらきれいには出来ません。またすぐにはがれてしまいますので、逆に汚く見えてしまう事も多いのが実情です。

数ヶ月間持つマニキュアは、歯科医院で行います。長くて数ヶ月間はもちますが、やはりはがれた時には修正しないと汚くなってしまいます。

数年間使用できるマニキュアは、パッとした見た目はきれいにできます。希望によって目が覚めるような真っ白な色にすることもできます。しかし、かなり頑丈に作るために、天然の歯に比べるとかなり分厚くなってしまい、違和感があります。。

マニキュアの最大の特徴は歯を削らずに、ペンキを塗ったように白く出来ることにありますが、そのため厚みが出てしまうこと、天然の歯やセラミックスの歯に比べると透明感に欠け、不自然になることがあります。厚くなることに抵抗のある人や、透明感が欲しい人はあまりおススメできません。

今、注目の最新のホワイトニングは?

ホワイトニングの発祥の地でもある、ホワイトニング先進国のアメリカでは、高出力でお口の中全体に当たるライトと、高濃度の薬を使用して、1日で白くするタイプのホワイトニングが主流です。
最近は、機械や薬がどんどん改良され、安全性を保ったまま、効果もどんどん高くなっています。
ブライトスマイル2やZOOMなどは高価で、大手歯科メーカーが提供する強い効果のホワイトニングとして有名でした。しかし、高い効果の一方で、痛みが激しく、なかなか続けられないという人が多かったのも現実でした。
最近の傾向としては、高濃度で高い効果を得るだけでなく、ホワイトニング薬を作る過程で、知覚過敏の誘発を防止し、歯を強くする成分を入れて、高い効果と安全性を両立したシステムが登場しています。
効果を高めるライトについても、新化を続け、はじめは紫外線(ZOOMメタルハライド)やキセノンランプなど、肌に悪い光や、知覚過敏が出易い物が多かったのですが、最近は効果が高いが、安全なLEDを使ったシステムが最新です。(LEDの光は皮膚の治療などにも使われています)

ホームホワイトニングでは高濃度のジェルが使用されるようになっています。最も高濃度なものは、オパールエッセンスの過酸化尿素35%や、POLA9.5%などがあります。

海外では、ホワイトニングストリップスという、シールタイプのホワイトニングケア用品もあります。こちらも自分で貼って行うものですが、なかなか密着せず、均一にはならないのであまりおススメではありません。